野口悠紀雄「デジタルけもの道」から

先日、ある地方都市に行ったところ、電波がなかった。この地方は、いま高速道路を建設するために、政治家が積極的に動いているところだ。しかし、高速道路を作ったところで、地域が活性化するとはとても思えない。それよりは、インターネットの無線接続ができる環境を整備するほうがずっとコストも安いし、効果的だろうと考えざるをえない。

高速道路を張り巡らすより常に快適な速度でどこにいてもつながる「田舎」。都心よりも速度が出て、インフラとして整っている「田舎」。そんなところが出てきたら何かワクワクしないだろうか?

僕だけですかな?