白夜行

850ページもある文庫としてはギリギリの分厚さ。アマゾンの文庫カバーの幅が足りない。
テレビドラマは一回も見なかったけれど、ドラマの評判が良かったので本を読んでみた。
はじめに山田孝之のイメージがあるので、主人公の桐原亮司とのギャップが気になってしまう。いったい山田孝之はこの役をどう演じていたのだろうかと。
綾瀬はるかの西本雪穂は許します。
二人の内面が一切描かれていない。この間二人はどうしていたのだろうという想像が楽しい。
複線が張り巡らされて、僕のように何日もかけて読むと、そんなことあったっけ?となってしまう。