半島を出よ

久しぶりに村上龍の小説を買った。
まずは、その圧倒的な厚さ!!500ページくらいで上下巻併せて1000ページ。読む方も気合いが入ります。
北朝鮮の部隊が福岡を占領、日本政府は何も出来ぬまま右往左往。というお話しなんですが、読んでる途中「もの凄く面白いけど、これちゃんと結末用意されてるんだろうか」と『五分後の世界』を思い出し、不安になる。
とにかく出てくる人も多いし、キムなんたらも多いので時間を空けて読むと誰が誰だかわからんちんになってしまいます(巻頭に紹介文あるけど)。
ぼくは九州のイシハラの元にいる少年達に自分を重ねてしまいました。
有事の際の政府の対応など、これから議論されるもしくはされている話なので、こういうことも想定しなくては。。。などとその気にさせてくれます。
結末あって良かった。